仙人草の咲く庭で

犬と一緒に散策する里山スケッチ。自然界のさまざまな存在や、見えない世界へと誘われる心のスケッチ、モノローグ

ヒヤシンス、ヒヤシンス、ヒヤシンス

ヒヤシンス、緑あふれる春の庭 枝垂れヒヤシンス? hyacinth, close-up ヒヤシンス揃い組 この数年、何故かやってみたかったヒヤシンスの水栽培。 植物そのものを思えば(ヒヤシンスの身になってみれば)、寒い冬に冷たい水にずっと浸されたままっていうのは…

花に水やり。111の日

花サンゴ オレンジ色のビオラ 蘭の花(オンシジウムの一種) 2023年。 ことさらに新年を祝うという気分もなかったのですが、それでも何となく明るい雰囲気にしてみたくなって、暮れにホームセンターに行ったついでに鉢植えの花を買って来て、玄関に飾っ…

山茶花とスズメバチ その2

蕾一輪 仕事をするようになったせいか、 今年は山茶花のところでハンターの人たちを 見かけませんでした。 去年のことを思い出しながら、ふと今年は来なかったなと 思っていたところ、 パートナーのムー氏が、多分同じ人たちに違いないと思うのですが、 スズ…

山茶花とスズメバチ その1

白にピンクの縁取り この間の続きみたいになりますが、何故、山茶花の時期も終わりかけの 今頃になって花を家に飾ったのかと言うと、 もちろんその気になればそうできなくはなかったのですが、、、 スッとはできない事情があったのです。 山茶花の花が咲き誇…

今朝の気分

縁がほんのり染まった山茶花 ピンクがかった紅と白の山茶花 可愛らしい、美味しそうな蕾! ハート形もあるよ、探してみてね! 今朝の空は薄いグレーのぼんやりした世界。 空気もしっとりしていて、雨が近づいていることを 予感させる。 快晴の時の眩しいほど…

初秋の植物

紫式部 柿 むくげ 最初の1枚は水汲み場で撮ったムラサキシキブとカメムシ。 2枚目は家の庭先に勝手に生えて、勝手になっている柿。 夏の初めに急に足腰が衰えて、すぐに腰砕けになってしまう老犬ジュリコを、 時々体勢を整えて立ち直らせながら、柿の木の下…

9月の水汲み場 

紫式部 紫式部とカメムシ 雨の止み間をぬって、水汲みに行って来た。 カラッと晴れた青空は文句のつけどころなく気持ちいいが、 曇り空と冷んやりとした空気、 嫌いじゃない。 なんだか心が落ち着く。 雨が降ったといっても、土砂降りだったという訳でもなく…

7月の庭

オオバギボウシ 今月初めに珍しく野草が伸び放題の我が家の庭を、全部は無理なので(ʅ(◞‿◟)ʃ)三分の一くらい刈ってもらった。 すると、今までその存在を気にかけていなかったウマノアシガタ?らしき野草が・・・おそらくそうではないかという予想です。い…

ネジバナ

ネジバナ 1 ネジバナ 2 ネジバナ 3 また今年も性懲りもなく、ネジバナの花の写真をアップさせていただきます。 この花も庭に植えたい野草のひとつで、今年はついに裏の家(空き地)の草むらから何株か、家の庭に移植しました。 スッと真っ直ぐに伸びて、…

クチナシ

クチナシ ご近所に咲いていたクチナシの花。 優しい甘い香りがふわっと広がって、心を癒してくれる大好きな花。 しっとりした柔らかな花弁は純白で、薔薇のような華やかさもあってとても美しいと思う。 (バラ科かと思いきや、アカネ科らしい) 私の母も花好…

梅雨を彩る

梅雨を代表する花と言ったら、まず紫陽花で間違いないだろう。 紫陽花の色は淡い水色から真っ青、淡いピンクから濃いピンク、エンジ、ま〜紫などまさに色とりどりだが、私は雨の色を映したような、淡い水色からのブルーのグラデーションがいちばん紫陽花らし…

花マンダラ

ニワゼキショウ ニワゼキショウ スパラキシス(すいせんあやめ) 身近に咲いている花にじっと目を向けると、宇宙の秘密がそのまま開示されているように感じる。たとえば、写真のニワゼキショウやスパラキシスを見ても、あまりにもパーフェクトな姿・形で誰が…

五月の庭の花・好きな花 

スイカズラ(金銀花) 野アザミ ベニカナメモチ 芍薬 庭と言っても、ほとんど野原か荒地に近い状態なんですが。。。 どちらかと言うと、野の草花に惹かれるものが多いので、たとえば、この時期に咲き始めるアザミとかもそうで、特別に植えたわけでもないのに…

星のような花

むべの花 散歩道沿いに咲く星のような形をした花たち。ここに挙げた植物も、5月を彩ってくれた花たち。 そのひとつがむべの花。むべはあけびの仲間で、あけびの実が綺麗に2つに割れるのと違って、果実が裂果しないもの。家の裏手の林の上の方に、紫色の実…

薔薇とあけび + 訂正

上の写真は、4月の上旬に隣家の入り口に咲いていた薔薇とあけびの花です。なかなか都会では見られない組み合わせで、田舎ならではの人間と自然が生み出した美しいコラボレーション、美の饗宴?と思い、遅ればせばがらここに唐突にアップさせていただきまし…

水汲みの森

5月8日 水汲み 水汲みにはほぼ2週間に1回の割合で出かけている。先週の土曜日も、その決まりに従って(つまり汲んできた水がなくなるので)、家から車で30分程かけて水汲みに出かけた。杉の植林で覆われた暗い林道は、途中からはゴツゴツした砂利の泥…

花・花・花 その4

レンゲ ミヤマハコベ カラスノエンドウ 胡瓜草 ミヤマハコベ以外は、どこにでもありそうな野草たち。ただしキュウリグサの花は目を凝らして見ないと気づかない小ささなので、意識していなければ多分ただの雑草として通り過ぎてしまう可能性大!私はこういう…

花・花・花 その3

オオジシバリ シロバナタンポポ ヒュウガミズキ サルトリイバラ(山帰来)の花 4枚目のサルトリイバラの花は少しボケているのが残念ですが、色々な黄色い花のグラデーションという感じで出したかったので、あえて出してみました。どの花も春の光を吸い込んだ…

花・花・花 その2

八重咲き水仙 光りに透ける白い水仙 西洋シャクナゲ 桃の花 裏庭に咲いていたツツジ 一番上の八重咲きの白い水仙は、買った時の名前がたしかサー・ウィンストン・チャーチルという偉そうな名前で、その名前を聞いた友達が、花の名前に政治を持ち込むなとか何…

花・花・花 その1

金魚椿 ラッパ水仙 中心の色が淡い白い水仙 花弁の先が少し尖った白い水仙 中心がオレンジ色と黄色のグラデーションの白水仙 花をよく見たい!その思いで割りにクッキリと撮れた写真の中から花の部分だけを切り取った画像を並べてみました。水仙の写真が多い…

春たけなわ! その7

カラスノエンドウ・ウサ耳 キュウリグサ タンポポ綿毛 サルトリイバラの花 今回は特にこれと言うこともない感じかなと思いつつ、、、 カラスノエンドウはこの濃いピンクが好きです。横から撮ったら、ウサギの耳っぽく可愛いのでアップしました。^^ キュウ…

春たけなわ! その5

キランソウ オオジシバリとモンシロチョウ タンポポとベニシジミ シロバナタンポポ これもお馴染みの野の草花、そして蝶々も最もポピュラーなモンシロチョウやベニシジミ。全く変わり映えのしないものばかりとは思うものの、見るたびにリフレッシュされて気…

春たけなわ! その4

ヒメオドリコソウ ナズナ ホトケノザ 綿毛になったオニノゲシ 引き続き地味な春の野草シリーズですが、これは家の前の庭の草花。 普通は雑草と呼ばれて抜かれることの方が多いのかも知れませんが、 ヒメオドリコソウに関しては、わざわざ散歩道の途中にある…

春たけなわ! その3

スミレ レンゲ ハコベ オオジシバリ 春たけなわと言うには、あまりに地味すぎるかも知れない、 おなじみ春の野の草花。 暖かくなると、道のあちらこちらに黄色やピンクや青や紫色の 花が草の緑の中に点在していたり、固まって群れて咲いていたりして、 それ…

早咲きの梅 その1 早咲きの梅 その2 これは12月27日。 暖かな晴れた日の朝。 しばらく厳しい寒さが続いて、そしてまた暖かな日が戻ってきて、 数日後に咲き出した梅の花。 その前から蕾が膨らんできているなあと、何となくは 気づいていたが、まさか年…

2020年 スケッチ4 野に咲く菊

アキノキリンソウ ヤクシソウ ノコンギク ノコンギク キバナノジギク 今日は12月27日。晴天が気持ちいい朝。 すっかり季節外れになってしまった里山のスケッチは、まだ暖かな晩秋の頃。 最初の花はよくセイタカアワダチソウと間違えられるアキノキリンソ…

2020年 スケッチ3 小さな花たち

ゲンノショウコ キツネノマゴ ヤマノイモの果実 最初の写真は、農道脇の草むらの中にひっそりと咲いていたゲンノショウコ。 現の証拠に効く(薬効がある)というところから来ているらしいが、 名前の厳格そうなイメージと花の愛らしさが、 どうもピッタリ合…

2020年 スケッチ2 夏〜秋へ

イトトンボ カラスウリの花 ヤブツルアズキ ヌスビトハギ 最初の写真は、夏から11月の中旬くらいまで、 ずっと我が家の玄関前の庭にいてくれたイトトンボ。 携帯で写真を撮っても、細すぎて何を撮ったのよく分からなくて、 カメラでようやく捉えることがで…

またまた雨蛙

先日も葉っぱの上にじっとしている雨蛙の写真をアップしましたが、 また今日もこの雨蛙がどれほど小さいかということをアピールしたくて(!) 多少ピンボケながら懲りずに投稿させていただきます。 大抵の人がドクダミの花なら知っていると思いますが、 こ…

2019年 秋の色その2

よく言えば、野原のような我が家の庭の野草や果実。自ら植えたのは水仙だけ。と言っても、株が増えすぎて処分に困った友達が、我が家に持ち込んだものをそのまま植えただけのことで、特に水仙が植えたいと思っていたわけではない。 冬に優しく上品な甘い香り…