この間の続きみたいになりますが、何故、山茶花の時期も終わりかけの
今頃になって花を家に飾ったのかと言うと、
もちろんその気になればそうできなくはなかったのですが、、、
スッとはできない事情があったのです。
蜜だと思うんですけど、その蜜を求めて、朝から甲斐甲斐しく
ブンブンと忙しげな羽音をさせて、山茶花の花に集まって来ていて
(多分、数はハナバチたちの方が多くて、スズメバチの数はそんなに
多くはなかったかも知れません)
枝を手折ることなど到底できそうにもない状態だったのです。(実はいまだに)
毎朝のように山茶花を目の前にしながら
「綺麗だねえ、可愛いねえ」と褒め讃えるだけで、
あっという間に2ヶ月が過ぎてしまったという訳なのです。
花が少なくなるこの時期、山茶花はミツバチたちにとって貴重な食糧源に
なっているのだということに、去年初めて気が付きました。
それ以前は一体どうしていたのか?
もしかしたらミツバチたちも家の山茶花を見落としていて、
それで私も気付かなかったのかも???謎です。
初めて気が付いたことと言えば、これが凄いのですが、去年私が車を停めている
農道の角に(=山茶花が咲いている場所)、ハンターらしき高齢の男の人たちが
数人、寄り集まっているのを見かけました。
不審に思って近づいて見ると、我が家の庭の隅(農道とぶつかるところ)に
先っぽにエビを刺した棒を何本か突き立てて、何かを見守っている様子。
「何をされているんですか?」と尋ねると、
「スズメバチをとるんや」とのこと。
咄嗟に私はスズメバチをやっつけに来たんだと思いました。
(私自身もちょっと恐いとは思うものの、刺激したり攻撃的なことをしなければ
彼らも何もしないのに。。。と考えていました)
でも、幸か不幸かスズメバチ捕獲大作戦はうまくいかなかったようで、
農道にたむろするハンターの人たちはすぐに退散して、
結局、彼らを見かけたのは1日か2日の短い間のことでした。
あれから1年。。。(つづく)