最初の写真は、農道脇の草むらの中にひっそりと咲いていたゲンノショウコ。
現の証拠に効く(薬効がある)というところから来ているらしいが、
名前の厳格そうなイメージと花の愛らしさが、
どうもピッタリ合っていないような気がする。
もしくは花の愛らしさで名前の推しの強さをカバーしていると
言えるかも知れない。
その次の白い小さな花は庭の端っこで見つけたもので、名前は不明。
小さな睡蓮のようで、見過ごせない。
次のキツネノマゴ(狐の孫)も地味な花ながら、
小さいピンク色の花と、狐の孫という名前の不思議さ、
可笑しさで、やはり咲いているのを見つけると嬉しくなる。
色々なピンク色がある中で、私はこの明るくて嫌味のないピンク色を、
勝手にキツネノマゴ・ピンクと呼んでいる。
その他にも私が勝手に名付けているピンク色のカテゴリーの中に、
キツネノマゴよりほんの少し薄い色をしたコスモス・ピンクとか、
ピンクというより紅あるいはエンジの方が近いかも知れないが、
イヌタデ・ピンクというのがある。
それぞれに違ったニュアンス、優しさ、可愛らしさがあって、
みんな違ってみんないいって、どこかのの詩人が言ってたけど、
要するに、どの花のピンクも好き🌸
4番目の植物は自然薯とも呼ばれるヤマノイモ(山の芋)の雌株。
ヤマノイモに雄株と雌株があると知ったのは、ごく最近のこと。
相撲の行司さんが持つ軍配のような形をしたものが果実・・・
花が咲いた後に花の下にある子房が膨らんだものらしい・・・
この軍配のようなものが熟して枯れると、うちわ状の
翼と呼ばれる部分が裂けて(蒴果)、
中心部にある1個のタネが風に吹かれて飛んでいく、
または落下して発芽するという仕組みになっているらしい。
興味がわいた方は、こちらをご覧ください。
松江の花図鑑:https://matsue-hana.com/hana/yamanoimo.html
自分の撮った写真を見ながら、果実の間に花のようについているものは、
一体何なのだろうとしばらく???だったが、
よく見たら花あるいは萼(がく)の下に何かついている。
これはきっと、花が散った後の子房に違いないと気付いた!(今頃^^;)
いつも見慣れている植物なのに、知らないことばかり
(ちなみに家の庭にも好き放題に生えています^^;)
知ったからと言って、どうということもないけれど、
そういう小さな発見をするのが楽しい♪♬♪