仙人草の咲く庭で

犬と一緒に散策する里山スケッチ。自然界のさまざまな存在や、見えない世界へと誘われる心のスケッチ、モノローグ

ヒヤシンス、ヒヤシンス、ヒヤシンス

ヒヤシンス、緑あふれる春の庭

枝垂れヒヤシンス?

hyacinth, close-up

ヒヤシンス揃い組

この数年、何故かやってみたかったヒヤシンスの水栽培。

植物そのものを思えば(ヒヤシンスの身になってみれば)、寒い冬に冷たい水にずっと浸されたままっていうのはどうなんだろう?という思いもありつつ、子供の頃、小学校の教室の窓辺に置かれていた水栽培のヒヤシンスの記憶が、記憶の棚のどこかに残っていてノスタルジックに蘇ってくるのでした。あの球根を載せるために上の方がくびれたガラス容器。

フラスコとか何か決まった呼び名がないのかと調べてみたのですが、特にこれと言った呼び名はなく、単に水栽培用ガラスポットとか球根とセットで水栽培セットとして販売されてるだけみたいでした。(何だオモシロクナイ!)いつか私が名前をつけてあげよう😸それとも、どなたか素敵な名前を思いついたら教えてくださ〜い!

それは兎も角、遂に今年の冬、長年のノスタルジックな夢、ヒヤシンスの水栽培を実現したのでした。とは言え、得意のタイミング外しで水栽培を実際に始めたのは、最も寒い2月に入ってからでしたが。。。💦

遅すぎたかなあ〜?ちゃんと育ってくれるかなあ〜?と不安と期待を胸に始まった水栽培でしたが、なんと健気にもちゃんと(かどうかは分かりませんが)育ってくれて、3月に入るとぐんぐん育って、あっという間に花を咲かせたのでした。蕾から開花までの時間がとても短く、あれよあれよという間に花開いた感じでしたが、それは急に暖かくなった3月の陽気のせいだったのかもと推測しています。子供の頃の教室、日の当たる窓辺という薄ぼんやりした記憶というデータしかないので、何とも判断ができませんが。

それは兎も角(何度も言ってますが^^;)、明るいピンクの花の色と、何よりも嬉しいのが気を高めてくれるヒヤシンスの爽やかな甘い香りなのです。甘ったるくなく、スッと入ってくる上品な香りと言ったらいいのか・・・うまく言葉では表現できませんが、ヒヤシンスに出会うことがあったら、是非香りを嗅ぐ(⇨吸い込む)ことをお勧めします。聞くところによると、花の匂いを嗅ぐと、妖精さんを吸い込んだことになるんだそうです。(妖精さんは吸い込んでも大丈夫だと思います。^^)

何かを成し遂げるとか、社会的に貢献するとか、そんな大袈裟なことはひとつもない私の生活ですが、やってみたかったヒヤシンスの水栽培をやってみて、スタートが遅かったにもかかわらず、ちゃんと花を咲かせてくれた(咲かせたのは、私ではありません。言うまでもないことですが😅)。これって私の中では小さな夢の実現。この先に何がある?いや、何もない?意味不明ですが、とにかく心が花やぎました。

*上の2枚は、写真を撮った時期が遅くて、育ちすぎで花の部分が重すぎて枝垂れてしまったヒヤシンスです。枝垂れても芳しい香りはそのまま。

ヒヤシンスさん有難う、有難う、有難う💗💗💗