その後カリフォルニアのバークレーで通っていた英語学校のクラスに、
クラスの担任の先生がハレ・クリシュナの信者、男女2人を連れてきて
話を聞いたことがあった。たぶんバークレーの自由なカルチャーを
紹介するという目的だったのかも知れない。
その時彼らから初めてバガバッド・ギータという言葉を聞いた。彼らはその
聖典の中から話をしてくれたのだが、英会話スクールのクラスメイトも私も
彼らが何を語っているのか、英語そのものの理解力もなかったせいもあり、
まるでチンプンカンプンだった。。。
その後、80年に参加したロングウォーク・フォー・サバイバルという
ピースウォークの途中で、何度かハレ・クリシュナのお寺で食事をご馳走に
なったことがあった。なかなか思うような食事にありつけないまさに
サバイバルな日々の中で、ベジタリアンのインド料理と宗教的な整った空間は
有難かった。
ウォークの後生活していたバークレーの家の近所にも、ハレ・クリシュナの
お寺があった。そのお寺でサンデー・フリーミール(日曜日にお寺が食事を
ふるまってくれるサービス)があるというので、その当時一緒に家をシェアー
していたハウスメイトたちとともに、ただでインド料理にありつこうと
いそいそと出かけた。
美味しい食事の後は、多分神様の話、有難い講話があったのだと思う
(その部分の記憶は曖昧🤣)
それよりも何よりもいまだに記憶に残っているのは、色々なことが一通り
終わった後のダンスタイムのこと。
ハレ・クリシュナのチーチキッ、チーチキッ、チーチキッ、チーチキッという
エンドレスにループするリズム、音の波の中でクルクルと舞い踊る人々。。。
花の咲いたジャスミンの枝をもった少年が踊りながらそばを通ると、フワッと
花の香りに包まれる。
ダンスによる高揚感、花の香り、人生で経験した最高のハイ✨✨✨
もしもあれがインドを旅している最中だったりしたら
(状況が少し違っていたら)
もしかしたら信者になっていたかも知れない(?)それは兎も角・・・
ただ単純な鉦や太鼓の音に合わせて踊るだけで、あんなにも至福に包まれる
という体験は宗教的な話や何よりも素晴らしかった。
心からハレルーヤ、ハレ・クリシュナ☀️☪️💗