仙人草の咲く庭で

犬と一緒に散策する里山スケッチ。自然界のさまざまな存在や、見えない世界へと誘われる心のスケッチ、モノローグ

7月の庭

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オオバギボウシ

今月初めに珍しく野草が伸び放題の我が家の庭を、全部は無理なので(ʅ(◞‿◟)ʃ)三分の一くらい刈ってもらった。

すると、今までその存在を気にかけていなかったウマノアシガタ?らしき野草が・・・おそらくそうではないかという予想です。いずれにしてもキツネノボタンとかの似たような仲間で間違いないと思います・・・細くしなやかな茎を微風に揺らせている姿が視界に入るようになった。これまでは特に気に留めることもなかったのに、黄色い小さい花びらや、風に揺れる姿が可憐で、ひまわりほど姿・形・色に強烈な主張がなく、控え目な様子が案外風情があるじゃない?と見直してしまった。(個人的に強烈な黄色とか、思いっきり派手なもの、主張のあるものが苦手な傾向があります)

キツネノボタンウマノアシガタのように子供の頃から知っている植物でも、随分時を経てから見直すということもあるのだな、というのが、草刈りによってもたらされた最近の発見。

おまけは京都から田舎に引っ越した最初の家の庭に咲いていたオオバギボウシ岐阜県に近い愛知県の田舎の家で初めてその存在を知った植物。3年ほど住んだその家から引っ越すときに少し株分けして、それから2回引っ越しをしたが、その度に持ち運んで、今でも立派に育ってくれている。大きな葉っぱの間からスッと茎が伸びて、今頃の季節に少し青みがかった涼しげな花を咲かせる。葉っぱの真っ直ぐな葉脈も見ていて気持ちがいいし、丈夫で日陰でもよく育つ(日陰の方がよく育つ???)ので、シェード・ガーデン、要するに日の当たらない日陰の庭にお勧めの植物として、結構人気があるらしい。