春たけなわと言うには、あまりに地味すぎるかも知れない、
おなじみ春の野の草花。
暖かくなると、道のあちらこちらに黄色やピンクや青や紫色の
花が草の緑の中に点在していたり、固まって群れて咲いていたりして、
それを目にするだけで、心が浮き浮きしてくる。
そこには日の光りや、鳥の声、微かな風に揺れる草や木々の葉、
虫の羽音などなど、細やかで優しいバイブレーションも溶け込んでいて、
何でもないけど豊かな自然の中にあることを感じさせてくれる草花たち。
やはり、これを春たけなわと言わずして何と言おう?っていう感じじゃあ
ありませんか?