ミヤマハコベ以外は、どこにでもありそうな野草たち。ただしキュウリグサの花は目を凝らして見ないと気づかない小ささなので、意識していなければ多分ただの雑草として通り過ぎてしまう可能性大!私はこういうよく見ないと気づかないような小さい花が好きなので、見つけては喜んでいる。老眼の目には焦点を定めて撮るのも難しくて、なかなかチャレンジングな花でもある。花の直径はおよそ1ミリくらい(?)。とにかく小さい!
ミヤマハコベはいつも水汲みに行っている、椿大社裏手の空気も水も綺麗な山林の道路脇に咲いているのを見つけた。私が住んでいる普通の里山・・・人の手が入り田畑が多く点在するような場所では見たことがない。ほんの少しの違いでも、植生は変化する。よく似たミヤマカタバミも、同じ水汲みをする場所のすぐそばで見つけた。(よく似ているが葉っぱの形が違う)やはりミヤマ=深山と名が付くには、それなりの理由があったようだ。白い花びらがいかにも清らかで、薄暗い林の中にあってもハッと人目を引くような光を放っている。