仙人草の咲く庭で

犬と一緒に散策する里山スケッチ。自然界のさまざまな存在や、見えない世界へと誘われる心のスケッチ、モノローグ

青サギの日々 2

7月6日

夕方、買い物から戻って車のエンジンを止めたとき、

目の前の田んぼから青サギが飛び立つのを見た。

青サギは前方左手の川の方へと飛び去って行った。

2日続けて青サギに出会えたことに感謝しながら、

ふと見ると、なんともう2羽が田んぼの中に埋もれるようにしていた。

ここに至って3羽の青サギを立て続けに見るとは、かつてないハプニング!

シャーマニズムを教えているSandra Ingermanが、自然界の存在に対して

「あなたのエネルギー・フィールドに入っていいですか?」と

まず許可を求め、それからその相手に対する敬意や愛情、感謝の気持ちを

送ると、その存在を頻繁に見かけるようになったり、

何らかのシンクロが起きたりするようになることがあると語っていたが、

最近の青サギの復活(?)、復活が大袈裟だとしても数ヶ月ぶりの数を増しての

再登場はそれを裏付けるような出来事ではないだろうか?

少なくとも、私個人にとっては間違いなくそうだ。

この土地に住むようになってこの6月末でまる23年。

その間、一度に3羽の青サギを見たことはかつてなかった。

それがシャーマニズム的な観点から、青サギに意識を向け

「あなたのエネルギー・フィールドに入ってもいいですか?」と

呼びかけるようになってから、急に数を増して現れるようになった。

(たとえ2羽という小さい数であったとしても、3倍に増えたとも言える)

シャーマニズムが分かりづらいのは、単に自分の頭の中の想像じゃないかと

思えることだと思う。自分が勝手に思い込んでいるだけで、

何ひとつ確たる証拠がないじゃないかという物質的、二元的な理屈。

シャーマニズムにとっては、すぐに結果を白だ黒だと求めない、

謎を謎として楽しむ心の余裕が一番肝心なことかも知れない。