星の話 〜太陽と惑星、天体のDNAを共有する〜 その1
☆ミーヤーニュ(金星) Mee-yaa-nu
アナサジ伝説中の金星に与えられた祖先の名はミーヤーニュ。
彼女は人々に夢を与える美しい祖先
ミーヤーニュが磁気的に影響を及ぼす季節(月の名前)
ニューラータ 4月/9月 大きい変化の月
*人間の性質に及ぼす影響
ミーヤーニュ(金星)が影響を及ぼすこの時期には、金星の心を穏やかにするエネルギー傾向が、部族の者たちに素晴らしい帰属意識をもたらすため、賢者サクヤのところに相談にやって来る者はほとんどいない。
サクヤはこの時期大多数の者が満足しているのを目にし、部族の中に流れる愛と寛大さの空気を好ましく思う。しかし、ニュラータの季節にも彼女はのんびりと過ごすわけにはいかない。彼女のもとにはなおも人々が相談にやって来る。ミーヤーニュの鎮静効果がしばしば、選び抜かれた人生の目的をまっとうしようとする人々の能力に混乱を生じさせるからだ。部族の人々は時として、ふいに訪れる自分にも説明のつかない目的意識に対する無関心さ、情熱や意志の喪失・欠如に参ってしまうのだ。
*人間の生理的機能に及ぼす影響
ミーヤーニュの時期には、ヒーラーのヨナのもとには喉や甲状腺の不調を訴えてやって来る患者の数が増える。彼は扁桃腺や咽頭炎、耳痛などで苦しむ患者を診ることが多くなる。彼はこういった健康状態がニュラータ(大きい変化の月)の季節のめまぐるしく変わる天候や、大気の変化によって悪化することを知っているので、変化に応じた服を着ること、よく食べること、そしてスウェットに入る回数を増やすことを心がけるよう患者に注意を促す。
*スウェット/スウェットロッジ・・・北米インディアン、ラコタ族に伝わる祈りと浄化、癒しの儀式(蒸し風呂のような状態になるもの)汗かきテントと訳されることもある