仙人草の咲く庭で

犬と一緒に散策する里山スケッチ。自然界のさまざまな存在や、見えない世界へと誘われる心のスケッチ、モノローグ

アナサジの月の暦 3

星の話 〜太陽と惑星、天体のDNAを共有する〜 その2
 
☆ナーユ(月)  Naa-yu
アナサジ伝説中の月が支配する祖先の名はナーユ。彼女は古の長老で人々の精神的な母
 
ナーユが時期的に影響を及ぼす季節(月の名前) 
スーアーエーター 6月 Su-aa-ee-taa    たくさんの贈り物の月
 
*人間の性質に及ぼす影響
月が明るい時期
たくさんの贈り物の月がその明るい側を見せている間、賢者サクヤのもとには共感する質が高まった人々がやって来る。そういった人々にとって友情や家族は人生の重要な側面で、その面での気がかりは彼らにとって最重要事項となる。
共感する質をもった人々はまたスーアーエーターの季節に、より大きな忍耐力を培うのに役立つ高い決断力に恵まれる。
 
月が暗い時期
ナーユの顔が見えない時期には、賢者は新しいプロジェクトを始めたり目標に向かって進むため、平然とした心持ちと不安の間で揺れる思いに悩む人々の相談を受ける。こういう人々は働きすぎになりがちな面と寛容さに欠ける傾向がある。
賢者はそれらの人々に他者の重要性を思い出すこと、(プロジェクトなどの)途中の過程で他人を尊重して、自分の方針だけに集中することを控えるよう注意を促す。
 
*人間の生理機能に及ぼす影響
月が明るい時期
スーアエーターの時期には、ヒーラーのヨナのもとにはエネルギッシュという言葉に当てはまる患者がやって来る。部族の中のこうした人々は、様々な身体の不調を訴えてヒーラーのところにやって来るが、彼らは並外れた精神力と身体の病気を退ける意思の持ち主なのだ。ナーユの明るく輝く側が、人々の治癒力を高めることはよく知られていた。
 
月が暗い時期
ナーユの顔が見えない時期には、ヒーラーのもとには情緒不安定な人々がやって来る。情緒不安定は身体の免疫系の働きを弱める。ヨナはまず様々な感情的な状態の根本原因を述べる。彼はストレスやネガティブな感情が内向すると、身体に有害な影響を及ぼすことをよく教え込まれていたからだ。そういう人々は身体の病気を自分で作ってしまいがちで、人生に対処できない心身症の患者であるケースが多い。