仙人草の咲く庭で

犬と一緒に散策する里山スケッチ。自然界のさまざまな存在や、見えない世界へと誘われる心のスケッチ、モノローグ

私は何処から? 〜Air〜

私は何からできている?

何でできている?

英語で書くなら What am I made of?

(別にわざわざ英語にしなくていいんですけどね。英語の方が何となく論理的に考えられそうな気がして。。。)

本当は何が書きたいのかよく分からないまま、気分で書き出してしまいました。

何を考えていたのかな???

普段、私たちの多くは自分という存在を漠然と個と捉えているけれども、実はその境界線は曖昧で、必ずしも個とは言えない。。。むしろ個としては存在し得ない、極めて全体(whole)と流動的に繋がっている存在なんだなあ、と感じているっていう感じかな?

浮かんでは消え、また現れては消える、とりとめのない思考を何とか整理して形にしてみよう。結局はとりとめもない話で終わってしまう可能性、大ですが^^;

呼吸を例にとってみると、私たちは外部から空気、実質的にはおもに酸素(+微量のその他の成分)を取り入れて(吸って)、二酸化炭素を吐き出していますが、その空気はどこからやって来るのか?もちろん私たちは空気に取り囲まれていて、その中で息をして、文字通り生きていますが、空気はずっとそこに在って動かないものなのかどうか?そうではないのは自明のことです。

空気=風でもあり、そのことに思いを馳せてイメージしてみると、風ははるか彼方から流れて来て、常に動いていて地球を巡り巡っているもの。何処とは分からない、未知の場所から私たちのところにやって来る目に見えない何かであり、またどこか知らない未知の所へと運ばれていくもの。風は私たちの内・外を通り抜けていく。その流れの中では、私たちはほんの小さな通過点、変換ポイントで、そして変換器。

私たちは大きな大きな地球の大きな大きな巡りの中で、ダイナミックに全体と相互にエネルギー交換をしている、ほとんど目に見えないくらい微細な存在です。そんな微細な存在が呼吸を通して、大きな全体と関わりあっている。当たり前に呼吸していることが凄いことのように思えてきます。単純に呼吸ってスゴイ!

空気はまるで無のように思える存在で、私たちは当たり前(=無意識)に呼吸しています。(当たり前でなかったら逆に困ってしまいます)そこをあえて意識して視覚化(visualize ^ ^)してみると、地球の大きな気流のうねりの中で、input/outputしている小さな点(dot)が徐々に視界に入ってきます。そして、すべての生きて呼吸している点(dots)が輝きを放ち、ひとつに溶け合っていく。風のうねり(気流)に水のうねりが加わって、それらと毎瞬毎瞬混じり合って、すべての存在と相互に干渉し合いながら、地球の循環システム、生態系を形作っていく。そんなふうに視えてきます。

ちなみに、タロットでは思考(mind)は空気(air)の要素に属しています。昔はなぜ思考がairなのか意味が分かりませんでしたが、風(air)が人々の思いや祈りを運ぶ。そう考えると、空気という要素が思考と密接に関わっているということが、うなづけます。タロットの洞察も結構深いものがありますね。

私たちのくるくると変わる思考や想い、祈りが風に乗って遠くまで運ばれて、ごく僅かながらも全体に影響を与えていく。そう思うと、呼吸の一息一息、思いのひとつひとつに意識を向けることの大切さをひしひしと感じます。

バタフライ効果っていう言葉もありますね。「ブラジルで1匹の蝶が羽ばたくと、やがてテキサスで竜巻が起こる・・」謎めいて聞こえますが、ほんの些細な出来事が巡り巡って世界に大きな変化を起こす引き金になり得る、ということをドラマチックに表現したのだろうと思います。

まずは呼吸を整えるところから。深呼吸、深呼吸。

Please imagine breathing in refreshing deep forest. ha~

話がとりとめなくなってきたので、この辺にします^^; 私たちの呼吸とマインドが穏やかであることが、世界の平和に貢献している、そう思います。