仙人草の咲く庭で

犬と一緒に散策する里山スケッチ。自然界のさまざまな存在や、見えない世界へと誘われる心のスケッチ、モノローグ

オシャ 2 〜植物のスピリット・メディスンより〜

著者のエリオットがエンリケに、具体的にどんな植物をどういうふうに使ったのか、個々に名前をあげて教えてくれませんか?と質問したのに対して、こんなふうに答えているところがあります。(部分的な抜粋で、途中省略した箇所もあります)

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エンリケ:僕の植物のスピリット・ヘルパーは僕たちの言葉でチュチュパテ、メキシコではオシャと呼ばれているものなんだ。すごく強力な植物だけど、同時に寛大な植物でもあるんだ。つまり、メディスンとしてすごく強力な植物がいくつかあって、オシャはすごく強力だけど、副作用が全く無いんだ。僕は感染症や、切り傷、関節炎、頭痛、喉の痛み、風邪、腹痛なんかに使ってる。ほとんど何でも治してしまうんだ。濃く煎じたお茶にするか、ただ根っこを取って噛むんだ。ひどい味だけどね。僕はいつも一本持ち歩いている。ガラガラヘビや魔女を追い払うんだ。魔女には気を付けなきゃいけない。連中はいつなんどき間近に来ているか決して分からないからね。オシャが時々僕に話しかけてくるんだ。

エリオット:そうなんだ?

エンリケ:そう。根っこがね。植物全体が話すんだけど、僕は根っこからより多くのメッセージをもらうんだ。

エリオット: オシャはどんなことを君に話すの?

エンリケ: 人のどこが具合悪いのか理解するのを助けてくれる。患者について問題があって、どうしたらいいのか確信がもてないときは、オシャのところに行く。そうすると教えてくれるんだ。一緒に働いてくれる植物を僕が分かるように手助けもしてくれる。それと、僕が問題に深入りし過ぎている時も教えてくれる。