仙人草の咲く庭で

犬と一緒に散策する里山スケッチ。自然界のさまざまな存在や、見えない世界へと誘われる心のスケッチ、モノローグ

リスペクト 2

Sacred Path Cards

先日投稿した「キリのない話」1〜4の中で、宗教やスピ系のあれやこれやにハマっている人のことについて少し触れましたが、別に宗教とか精神世界だけでなく、多くの人がありとあらゆることにはまりながら生きています。かく言う私も決して例外ではありません。色々なことにヌマっています(沼に浸かるように、はまっているという意味です^^;)

人はなぜ依存せずには生きられないのか?

大きすぎて、とても私の手に負えるようなテーマではありませぬが、要するに心が満たされていないからなのだと思います。心の中に満たされない空白があり、そこを埋めようとして物質や精神的な教えなどを求めてしまうのだろうと思います。(私が訳した「植物のスピリット・メディスン」のスピリットの章で、そのことが明確に書かれているので、気になった方は、どうぞ本を読んでみてください。手前味噌でした〜^ ^)

よく自己肯定感を高めるという言葉を耳にします。でも、、、自己肯定感、あるいは自分に対する価値観を高めることって、実際できるんでしょうか?私自身、自己肯定感が低いと言われたことがあって、自分でも確かにそうだと思い、高めようと思ったし、その方向性で自分を見るようにしようと意識もしてみました。その結果、自己肯定感が上がったのかどうかはわかりませんが、今は比較的、フラットなところにいられるようになったような気がします。

自分に対する期待もなく、卑下することもなく、ただありのままの自分を認める。大地に根づいて生きている。自分自身に対する敬意がある(自尊の念)。自分自身に揺らぎなく根づいていること。言うは易く行い難しです。どうすれば自分自身に揺らぎなく根づいて生きていけるんでしょうか?

それに対する答えと思われることが、Sacred Spaceの中に書かれています。伝統的な暮らしの中で、幼い子供はたいてい祖父母が面倒を見ることが多かったようで、その中で最も大事にされたことが、幼い子供を自分と対等な人間として敬意をもって扱う。子供扱いするのではなく、一人前の人間として尊重することだったとあります。子供が周囲の大人たちから尊重されて育てられると、そういう子供は自分に自信があり、自分も他人も大切にできる人になる。

現代社会は複雑なので、そんなに簡単にはいかないかも知れませんが、そんな風に敬意とともに大切に育てられた子供は、何かの権威に溺れたり依存したりすることなく、自立した人間として(尊大さや傲慢さとは異質の)自信を持った幸せな大人になる。

周囲に自分に敬意をもってバランスのとれた生き方をしている大人があふれていれば、子供は自然にその環境の中から自分や他人に対する敬意を感じとって、素直に成長していくことができるんじゃないかと思いました。

Sacred Path Cards 44番 Sacred Spaceの中の言葉。Happiness begins within. 幸せは(あなたの)心から始まる。シンプルで究極だと思いませんか?

*これも手前味噌になりますが、明後日、3月21日(火)春分の日亀山市のイチゴ農家が始めたカフェTSUMUGI舎で開催される魔女の市に参加することになりました。

一応、カード・リーディングと言っていますが、私がやっているのはその人の未来について示唆したりあるいは予言したりするような、霊能的、チャネリング的な占いではありません。多分、占いでもないと思っています。その辺はごちゃごちゃするので、カード・リーディングということでOK!ですが。とびきりのスパイス料理、今回は特に、特にスペシャル・バージョンで必食です。

魔女の市 春分の日スペシャル・バージョンについては、改めて告知させていただきます。取り急ぎ、よろしくお願いします。💦