仙人草の咲く庭で

犬と一緒に散策する里山スケッチ。自然界のさまざまな存在や、見えない世界へと誘われる心のスケッチ、モノローグ

悟りの一瞥 2

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モンシロチョウ 羽ばたく

A Glimpse of Enlightenment

ほんの一瞬の出来事で、そうなろうと思ってなった訳ではなく、

いつの間にかそんな風になっていた、突発的なラッキーな事故

みたいなものでした。

今となってみれば、あの状態に行きたくてたまらないのに、

自分ではどうすることもできない。

そのためのヒントもない。ただ憧れるだけミタイナ?

何故あの時そんなことが自分に起こったのだろう???

と、つらつらと思い返してみたのですが、

まず自分の努力の成果でないことは明らかで、

唯一考えられる可能性としては、もしかしたらあれはモンシロチョウが

運んできてくれたのかも知れないということです。

古代ギリシャ語で蝶を表すプシュケーまたはプシケ(Psychē)は、

同時に息や呼吸・魂・生命を意味する言葉で、聞いたところによると、

オーラと呼ばれる人間の身体の周囲にある微細なエネルギー・フィールドが、

羽を広げた蝶の形に似ているところからきているんだとか。

蝶と人間の魂には何らかの繋がりがある模様で、

知り合いから「インディアン魂ーレイム・ディアー」という

アメリカ・インディアンのメディスンマンが語った本の中に、

蝶に触れられ、娘はメディスン・ウーマンになったという記述が

あるという話を聞いたことがあります。

(気になってはいるものの、まだ読んでいません^^;)

別に、この私が蝶に触れられメディスン・ウーマンになったとは

思いませんが、何かちょとした前触れ、蝶のお目こぼし的なことが

あったのかも知れない、と好意的に解釈しています。^^

悟り、と言うより蝶の一瞥?

縁側でポケーッとしていた私に、蝶が何らかのサインを送ってくれた、

魂の可能性あるいは意識の覚醒について、

示唆してくれたのかも知れないという気がしています。

それも人生でたったの1回っきり。

これから先、絶対に起きないとは言い切れませんが、ひょんなことから

人生にもたらされたギフト、あるいは恩寵と受け止めています。

私の意識が拡がって、意識の高みに達したら、あの日起こったことが

何だったのか分かるのかも知れないし。。。

そんなことが起きないとしても、蝶を見ると

意識がフワーっと軽くなるような気がするのでした。

*モンシロチョウの写真は横浜自由人さんのフリー画像を使用させていただきました