仙人草の咲く庭で

犬と一緒に散策する里山スケッチ。自然界のさまざまな存在や、見えない世界へと誘われる心のスケッチ、モノローグ

アニマル・ヒーリング2

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メバが最後に産んだ子犬たち

2010年10月頃からアニマル・ヒーラーとの電話セッションが

始まった。

まずヒーラーの人に言われたのは、この犬(メバ)はこの世界から離れる

ということを決めている、ということだった。

そして、もう子犬を産むのにはほとほと疲れた、とも。。。

避妊手術を受けさせていなかったし、犬は安産で多産のシンボルとされて

いる通り、メバも1回の出産で5匹くらい産んでいた。

1998年の夏に生まれて、2011年の1月に亡くなるまでの12年間

のうち、10年くらいは毎年、出産していたことになる。

今思うと、申し訳ないことをしたと思う。

上の写真は2009年の12月、メバが最後に産んだ子犬たち。

この時は流石のメバも高齢出産で相当疲れてもいたし、うんざりも

していただろう。(返す返す、申し訳ないことをした😓)

一番左端に写っている子犬が、現在12才で最後の1匹となったブッダ

(通称ブッちゃん)

そして、その時ヒーラーの人に言われて最も驚いたことは、

「この家は表面は穏やかだが、表現されていない感情の底流がある」と

犬が言っている、と言われたことだった。

思わず、エッ?!となってしまった。

私としては犬の病気やそれにまつわることを聞くつもりでいたのに

まさかの、この家のこと?

突き詰めれば、問いを発した私自身のことですか?となった。

言われてみれば、私の中には確かに色々な不満や燻った感情があったし、

それをあからさまに表現してはいなかった。

飼い犬や飼い猫が飼い主の感情を引き受けて、病気になることがあると

いう話は聞いたことがあったので、そうなのかあ。。。

参ったなあ。。。。と思ったことを記憶している。

私の問題を引き受けてくれたらしかったメバには申し訳ないが、

その後、私が家庭内でその問題について話し合うとか、向き合うという

ことはしなかった。

ただアニマル・ヒーリングについて、結局は動物の病気というよりも、

その動物と関わっている人間(飼い主)の心の問題なのだという

深い印象が刻まれることになった。

*アニマル・ヒーリングがすべてこうだ、という意味ではなく、

私個人が経験した範囲内での話です。