記憶が曖昧になって正確なところは思い出せないが、最初のセッションの
2、3日後鮮明な夢を見た。当時は夢日記をつけていたので、
それを見れば詳細が分かるのだが、管理がずさんなせいで、
どこにあるのか分からなくなってしまった。また後日、発見したら
正確な記述ができるかも知れないので、乞うご期待?
とてもザックリとしてしまうが、その時見たのは、夜の夢、つまり
夢の全体が暗いトーンで、煌々とした満月を見上げていたということ。
次のセッションの時に、ヒーラーの人に夢のことを話すと、月がメバの
ヒーリングのシンボルだから、月(満月)をイメージした何かを
身に付けさせるといいだろうと言われた。
その当時、パートナーが貝を使ったアクセサリーも作っていたので、
白蝶貝のペンダント・トップを作ってもらった。(上の写真)
木としての形状は違うが、琵琶の葉をイメージしたものを満月の中に
彫ってもらった。
その他に免疫抵抗力をつける、あるいは補うものとして、エルダーベリー
(セイヨウニワトコ)のシロップ。それから段々大きくなってくる腫瘍
(みるみる大きくなって、皮膚の表面がひび割れてきていた)の傷に
つけるものとしてカレンデュラ(calendula:一般名はキンセンカ)の
軟膏を勧められた。
勧められるままに、そうしたハーブの薬も取り寄せた。
今思うと、気休めだったかも知れないが、少しでも痛みを減らして
経過が楽になるようにという気持ちだった。
そんな気持ちとは関わりなく、腫瘍は大きくなるばかりだったが、
毎日の散歩は欠かさず続けていた。痛いのかも知れないが、
いつもと同じように裏山に散歩に出かけて、草むらに虫がいるとすぐに
反応して、草むらに飛び込んでいた。
これまで我が家で飼った犬の中で、メバほど草むらによく飛び込む犬は
見たことがない。無類の虫好きだったと思う。
余談になるが、最近は食糧難の懸念からか、昆虫食という言葉を時々耳に
するようになったが、メバはその先駆けだったかも知れない。
昆虫を食べる様子を見て、添加物も何も含んでいない天然自然のWhole
Food(全体を丸ごと食べるもの)だから、市販のペットフードより
ずっと健康的でいいなと思っていた。(廃れた里山なので農薬や消毒の
心配もなかった)
そんな訳で、腫瘍は大きく膨らみながらも、比較的穏やかに日常は
過ぎていった。