仙人草の咲く庭で

犬と一緒に散策する里山スケッチ。自然界のさまざまな存在や、見えない世界へと誘われる心のスケッチ、モノローグ

アニマル・ヒーリング 1

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メバ用ヒーリング・ペンダント

昨年の10月末に愛犬ジュリコが亡くなった。

1月23日はジュリコの母犬のメバリー(通称メバ)の命日だった。

メバが亡くなったのは、11年前の2011年。

乳がんだった。

その当時は、犬ががんになることも知らなかったが、

最初、お腹の少し上のあたりにポチッと小豆よりも小さな粒(シコリ)が

できているのを、たまたま家に戻った息子が発見した。

その小さなシコリがあっという間に大きくなっていったので、

インターネットで調べて、どうも乳がんらしいという結論に達した。

しかし、医者には頼らず(獣医にかかる費用を捻出できないし、

そもそも西洋医学的な治療にはできるだけ頼りたくないという考えも

あったので)、琵琶の葉やその他のハーブのエキスやシロップ、

そして特筆すべきはアニマル・ヒーラーに相談しながら、朝晩散歩もして、

亡くなる少し前くらいまで、日常生活を送らせることができた。

その後メバの娘たち2匹も亡くなったが、アニマル・ヒーラーに相談したと

いうのはメバだけの特別なことだった。

何しろ飼っている犬ががんにかかるというのは初めての出来事で、

ショックでもあり、どうすればいいのか分からなかった。

以前から訳していた「プラント・スピリット・メディスン」

(「植物のスピリット・メディスン」)の中に、著者が目の具合が悪くなった

ヤギを薬草で治したというエピソードがあったのを思い出した。

動物向けの薬草療法の本を参考にして治療したと書いてあったので、

その本のことを尋ねようと思い、著者のエリオットにメールしてみた。

彼の生徒(植物のスピリット・メディスンのプラクティショナー)の中に

植物のスピリットを通じて、動物のスピリットと話をする

アニマル・ヒーラーがいるということで、その人の連絡先を教えてくれた。

そこで勧められるままに、その人にメッセージを送った結果、

電話で相談するということになったという訳だ。

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メバに使ったハーブの塗り薬 

上の写真はCansema(キャンゼマ)という塗り薬で、アニマルヒーラーに相談する前に、

伊豆に住んでいたフランス人の友達から勧めてもらった植物由来の薬だ。

オーストラリア人の友人から教えてもらったとかで、その友人の

皮膚がんが治ったという話で、動物にも使えるから、乳がんで腫れたところに

塗ってみてはどうかということだった。

ブラッドルーツ(Bloodroot)または日本名カナダケシと呼ばれる植物から

抽出される薬で、皮膚がんに効くと言われている。

ケシ科の植物で、有毒性でもあり研究中の段階らしく、

公にはその効能は保証されていない。

元々はBlack Salve(黒い軟膏)Red Salve(赤い軟膏)と呼ばれていたようで、

 Cansemaというのは商品名らしい。

一、二度メバに使ってみたが、蒸し暑い時期でもあり、かなりベトついたので

すぐに止めてしまった。

10年以上前に買った薬が、冷蔵庫の引き出しの奥にしまい込まれたままに

なっていたので、参考までにここに挙げてみた。

アメリカの先住民の人たちは使っていたようなので、カナダケシそのままを

利用するのは難しいとしても、商品として販売されいてるCansemaには

何らかの効果があるのではないだろうか???