仙人草の咲く庭で

犬と一緒に散策する里山スケッチ。自然界のさまざまな存在や、見えない世界へと誘われる心のスケッチ、モノローグ

2020年 スケッチ1 夏(初秋)

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今夏、初の赤トンボ

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我が家に迷い込んだ赤トンボ

雨蛙の投稿をして以来、ぱったり途絶えていたブログを

5ヶ月ぶりに再開しました。(今のところ再開するつもりでいます)

とりあえず写真に撮ったものをもとに、夏から秋、晩秋、初冬へと

季節の変化を追ってみようと思います。

まず始めはトンボから。

これはお盆の時に、いつも開けっ放しの玄関から入ってきた

今年初めて見かけた赤トンボ。

 

何故玄関がいつも開けっ放しなのかと言うと、

玄関に犬がいるからで、つまり玄関が犬の居間兼寝室?になっているからです。

今思うと、この家で最初に犬を飼い始めた時、

その最初が大きな失敗の元でした。

 

ペットショップの前で「子犬差し上げます」と書かれた紙とともに、

柵の中に囲われていた何匹かの子犬の中の1匹に、家の息子が目をつけて

「犬を飼いたい」と言い出したのがそもそもの始まりで、

私は犬を飼うという責任を取りたくないし、「いつでも旅に出られる」

という心の自由を束縛されたくない気持ちもあって反対したにも拘らず、

説得のために向かったはずのパートナーが、

子犬を抱えて、嬉しそうに息子と一緒に戻ってきた時には、唖然呆然!

そんなはずでは・・・と思いつつも、時すでに遅しƪ(˘⌣˘)ʃ

 

全くの思惑違いから犬を飼うことにはなったものの、飼うとなれば

家族全員でそれぞれがいいと思う犬の名前を出して、いそいそと

アミダクジで決めたり、なぜか家にその昔、動物園の園長さんが書いた

「動物を飼う本」みたいな本があって、それを真に受けたのが運の月。

その本には動物(犬)と同じ目線で暮らさなければ、

犬の心は分からないから、部屋に上げて一緒に暮らせば

(=寝食を共にすれば)良かったというようなことが書いてあったのです。

それで最初は畳敷の部屋に犬をあげて、ちょうど季節も11月で、

子犬の1匹くらい部屋にいても気にならない時期でもあったので、

夜も一緒の布団で寝ていたのです。

しばらく経った時に、寄生虫のようなウジウジしたものが、

犬のお尻から出ているのを息子が発見して、

それで一緒に寝るのは気持ちが悪いということになって、

それからはシワ(くじ引きで決まった名前)と名付けられた子犬は、

玄関で暮らすことになり、以来、

犬の居場所は玄関ということになってしまったという次第。

 

説明が長くなって、トンボから完全に離れてしまいましたが、

そんな訳で、我が家の玄関はそれ以来、夏も冬も開いているという訳です。

冬は寒いので閉めているのですが、物音に反応して犬が勝手に

玄関から出るために、いつも開き気味になっていて、

しかも引き戸の建て付けもすっかりガタガタにƪ(˘⌣˘)ʃ)

トンボもツバメもフリーパス。

のどかといえばのどかなこと限りなしの田舎暮らしです。

(都会暮らしとは違ったストレスが多いことも事実ですが。。。)