仙人草の咲く庭で

犬と一緒に散策する里山スケッチ。自然界のさまざまな存在や、見えない世界へと誘われる心のスケッチ、モノローグ

レイニー・パサロウの臨死体験 9

〈レイニーの医者、蘇生法を試みる〉 

最初の医師が私の死の宣告をして、私の体を霊安室に送ろうとしていた

そのとき、私の掛かりつけの医者、彼は田舎の医者で荒っぽい人なのですが、

その医者が緊急治療室にタキシードを着て、黒いカバンを持って

飛び込んできました。

彼は霊安室に電話中だった看護婦、手を洗っていた医師、

そして「覆い」を掛けられた私の体を見て、

「一体全体ここで何があったんだ?患者はどこにいるんだ?」と言いました。

「患者は到着時すでに死亡していました」と彼らは告げました。

「とんでもないことになったもんだ」と言うと、少し離れて部屋の隅に立っていた

看護婦に向かって叫び始めました。

「アドレナリンの注射が必要だ。すぐにその注射を私のところに持って来て、

ここで手伝ってくれ」。彼は私はの体に処置を施し始めました。

彼は私の胸を叩いてショックを与え始めました。

私はただ事の成り行きの変化にぞっとして、彼らの情け容赦ない

体の扱い方に嫌悪感を覚えました。

突然私は、たとえその体が自分とは関係ないと思っていたとしても、

自分の体を守りに入りに入りました。少なくとも彼らはその体に

優しくできるはずです。

でも、彼らは私の胸を叩き、ショックを与え続けました。

その間私は、私を緊急治療室に留めている他の霊的な存在に伴われて、

その部屋の隅の上の方にいました。