仙人草の咲く庭で

犬と一緒に散策する里山スケッチ。自然界のさまざまな存在や、見えない世界へと誘われる心のスケッチ、モノローグ

レイニー・パサロウの臨死体験 8 

〈レイニー、母と友人を慰める/ 絆〉

私たちは山を降りていました。

そのとき私が気にかけていたのは、母の苦しみでした。

私はただ彼女の回りを私の魂で包んで、彼女を慰めてあげたい

と思っていました。

自分の子供、娘を失う悲しみを和らげるために、

私はただ彼女のために祈っていました。

私は救急車について病院まで行き、自分の身体が運び出されるのを

見守っていました。

母は台車つき担架の後について、緊急治療室に入りました。

私は最初の医師が私を診に来たのを見守っていました。

私はその医師には特に関心はありませんでした。

何故なら彼はその日、山を下ったバイクの事故に1日中掛かり切りになって

長い1日を過ごしていたので、到着時すでに死亡している人間には

関心がなかったからです。

彼と私は何のつながりもなく、関心がなく愛情もありませんでした。

私の関心は愛情と思いやりに基づいていたので、私の方も彼のやっていることを

見ようという気が起きませんでした。

その次に私は緊急治療室を出て、母と母について別の部屋に移った

数人の友達の上にいました。

私は再び彼らに伝えようとしました。

彼らに「これはとても楽しい出来事なの。私は到着した時すでに死んでいたの。

たぶん万事うまくいくでしょう。

彼らは決して私を生き返らせることは出来ないでしょう。

私はもう死にかけていたの。死が私にとっての人生になったの。

死は恐れるものではなく、楽しみに待つべきものなのよ」と

知らせようとしました。