先週の真ん中あたりは最低気温も0度を割って、雪が降り
最高気温も6度前後と寒さに震え上がる日が数日続いたが、
週末から今日(2/22現在)までは晴れて暖かな日が続いている。
土曜日のお昼頃、遅めの犬の散歩に裏山に行った時に、
冬の間いつも現れてくれないかと心待ちにしている
ルリビタキが遂に現れてくれた。
しかも一羽ではなく数羽(三羽くらいだったかも?)、
梅の枝から林の中へと忙しく飛び移って行った。
動きは早いが、あの青い色を見逃すことはない。
いつもお目にかかる度に、超ラッキーと気が上がる。
今日(2/22)は風もあまりなくきれいな青空。
朝、車のウィンドウが粉っぽく汚れていたので、
PM2.5の影響かなと思ったが、
その後、裏山に犬の散歩に出かけた時に、
スギ花粉が飛散しているのを見たので、
あれは花粉だったのかと納得。
厳しい寒さがしばらく続いた後、お天気も良く
気温も上がったお陰で、スギも
ここぞとばかり花粉を思いっきり飛ばしたのだろう。
花粉症の人にとっては厄介なことかも知れないが、
生命現象としては、これはスギの生存をかけた生命運動。
春の息吹。
スギはスギで一生懸命生きているのだと思った。
風もほとんどないのに、自らの力で煙のように花粉を
噴出させるのだから、すごい生命力だと思う。
(何年か前に見たときは、ほとんど黄色い煙のような濃厚な花粉が
スギからもうもうと出ていた!)
カエルの初鳴きは驚くほど早かったが、
このスギ花粉の飛散は、春が始動した証だと思う。
まだ少し早いとは思うが、もうまもなくルリビタキも
北の方か、どこか高度の高い場所へと
移動を始めそうだ。
*写真はフリー素材 うさぎ屋写真さんから