4月22日
今日は椿大社裏手のいつもの場所へ、いつものように水汲みへ。
椿大社付近の集落が終わった辺りのお茶畑で、幅の狭い道路は
鋭角のVの字に2又に分かれて、さらに細くなる。
どちらのコースを取っても目的地に辿り着けるが、
いつも左側の道を取って進むことにしている。
(いつの間にかそれが暗黙のルールとなっていた)
かつては舗装されていたと思われる道は、途中で完全な凸凹道と
なって、しかも大き目の尖った砂利がゴロゴロしている上に、
杉の植林で暗い。
途中、ネットに囲まれた墓場もあったりするので(初めてそれを
見たときは一瞬ドキッとした^^;)、結構アドベンチャー感が出てくる。
ダートロード好きの人にはもってこいの場所かも知れない。
以前、この道を馬に乗った人たちが通り過ぎて行ったこともあった。
とは言っても、お茶畑のVの字のところから、水汲み場まで
10分とはかからないから、ガタゴトしているうちに目的地に到着。
おそらく集落の人が、水汲み用に何度も改良を重ねてきたのだろう。
岩清水が出てくるところは、水汲みがしやすいようにパイプが差し込んで
あるし、水を入れる容器が置きやすいように台も取り付けてあって、
何かと至れり尽くせり。
(以前は毎回、水汲みに行く度にどこか改良されていた)
今まで何ヶ所か水汲みの場所を変えてきたが、水質、水量、水汲みの
しやすさなどなど、色々な面でこの場所がベスト・プレイス。
唯一の難点は砂利の多さと鋭さ。徐々に均されてきてはいるが、我が家の
車はこの1年の間に2回もパンクさせられた。とはいえ、、、
この場所に来るようになってからもう5、6年になる。
一昨年の冬に1ヶ月間、雪が溶けずに水場にたどり着けないという
異常事態はあったが、月にほぼ2回くらいのペースで、
有り難く水汲みをさせていただいている。
山の静けさ、水音、滴るような艶やかな緑、森の澄んだ空気に
いつも癒されている。