仙人草の咲く庭で

犬と一緒に散策する里山スケッチ。自然界のさまざまな存在や、見えない世界へと誘われる心のスケッチ、モノローグ

中東料理教室 1

例によって大変遅ればせの投稿ながら、先日(8/9)、中東料理教室の体験会(実質、お食事会)に行って来ました。

中東料理教室 料理風景

行き先は美杉町(感覚的には美杉村)という結構奥まった所にある山里で、夏休みを利用して我が家に1ヶ月近く滞在していた娘と娘の子供たち(お孫ちゃん)、メチャクチャ元気な女の子2人と私とパートナーの計5人で、ワイワイガヤガヤ。。。

教えてくれるのは、かつて新聞社の特派員としてイスラエル・エジプト・ロンドンに10年程滞在していた強者(ツワモノ)、実は現地の料理にはまって料理三昧の日々?だったかどうかはともかく、料理好きだったことマチガイなし。現地の食材や料理法などを綴ったブログも書いているタキちゃんこと、イケタキさん。

☆タキちゃんのブログ、中東を丸かじり https://globe.asahi.com/series/11026065

☆タキちゃんの公式サイト https://kazuhideiketaki.com/

古民家の居間と思われる部屋が大々的に改造されて料理用薪ストーブが据え付けられ、部屋の大半を占めるスペースを、目の前で料理を出して(料理をしているところが見れて)そのまま食事ができるキッチン仕様(流し台・食器棚を備えつけ)にして、中心に大きなテーブルをド〜ンと置いた炉端焼き風(?)リビング。開け放した縁側が実質的には玄関になっていて、縁側から出入りするようになっている。向かいの里山が借景となって、とても開放的な空間。(この日は料理で火を使って熱くなるため、障子を閉めてエアコンをかけていたため、写真では風景が見えない)

勾配のきつい幅の狭い坂道💦を上った先にある家の入り口のあたりに、ほぼ野生化したミントが勢いよく育っていて、その中に私がこよなく愛する、花がまるで小さな桔梗のような愛らしいキキョウソウも咲いていた。

固定種のトマト サンマルツアーノ

段々畑には色々な固定種の野菜が育ち、株が見事なフェンネルや固定種のトマトが育つなかなか立派な温室もあって、バイオトイレもある。バイオトイレは母家の縁側の端にあるのだが、いったん縁側を下りて家の角を回り込んだ南西の角にあって、隣にある杉林を眺める向きになっている。(一応カーテンを引くようになっているが、開け放って緑を眺めながら用を足す方が気分がいい)バイオトイレの隣には鶏小屋もあって烏骨鶏さんが何羽か棲んでおられる。そのまた隣には材木置き場や真新しい木工の作業ができるワークショップと呼びたくなるような作業小屋が建っている(建ててから20年以上経過した我が家のボロボロの作業場から見ると、特にそんなふうに目に映る)などなど、田舎暮らしを夢見る人が憧れるすべてを備えた憧れマックスの古民家なのだった。

今日のメニュー

リビング兼キッチンの東側の隅には黒板が掛けてあって、そこにその日のメニューと材料名が書かれていた。なるほど料理教室という訳だ。まずタキちゃんからの朗報。今日のメインディッシュの一つで私や娘のリクエストでもあったドルマ・・・中東やギリシャ料理で見かける葡萄の葉っぱで巻いた料理に使う葡萄の葉をはじめとして、今日使う野菜はすべてタキちゃんが丹精をこめた畑から採れた固定種の野菜です!という発表があって一同大喜び。

いよいよ料理教室のはじまり、はじまり〜☆

さあ、何ができるかな?

つづく