仙人草の咲く庭で

犬と一緒に散策する里山スケッチ。自然界のさまざまな存在や、見えない世界へと誘われる心のスケッチ、モノローグ

KATOKU BEACH 2

カウアイ島

自然を守りたい人たちと、自然を守るという名目で巨額のお金を動かして、要するに金のために何としてでも工事を強行したい利権屋。地元住民の中にも、特にお年を召された方々は近年威力を増している台風などの災害から守ってくれる護岸工事なのだという説明にまんまと乗せられて、護岸工事に賛成する側に回る。よく聞く話ですが、それによって地域は賛成派・反対派というふうに分断されてしまう訳です。どちらもその地域に住む人たちで、日々の暮らしを楽しみながら平和に暮らしたいだけなのに。。。

私の住む三重県でも同じように風力発電の問題があって、基本的に起きていることは同じ質を帯びています。つまり最初の計画があって、次にそれに反対する住民運動が起こると、住民の意思を尊重して、工事の規模をここまで縮小しましたと、いかにも環境や住民の意思にも配慮していますというジェスチャーをする。けれども、元々、住民運動が起こることを見越した上での上乗せした数字で大規模な計画を発表し、その後、住民運動が起きた時に皆さんの意思を尊重した結果、規模をここまで縮小しました、これで如何でしょう?というトリックを使う。。。ああ、そういうところまで同じなのだと、そのとき知りました。おそらく、どの地域でも似たようなことが起きているんでしょうね?

リフジンナリ😓

とはいえ悲観的にならず、ここで自分の気持ちが落ち込んでしまっては元も子もない!

まずは美しい自然の姿を瞼の裏に焼きつけて、私たち自身の未来でもある未来の子供たちが手つかずの自然を享受することを祈ろう✨

amamiworldheritage.org

 

カフェネッコ:https://www.instagram.com/cafenekko/

*上の写真は2009年に行ったカウアイ島で撮ったビーチの風景。Save Katokuのポストカードの写真と見間違いそうになるの分かりますよね💦