仙人草の咲く庭で

犬と一緒に散策する里山スケッチ。自然界のさまざまな存在や、見えない世界へと誘われる心のスケッチ、モノローグ

KATOKU BEACH 1

 

奄美大島・嘉徳(かとく)浜

バランゴマ

 

1枚目の写真は奄美大島に通っている友人からもらった嘉徳浜という美しいビーチ(だけじゃないけど。。。)を撮ったポストカードで、一瞬ハワイかと思いました。

なぜ嘉徳海岸(Katoku Beach) のことを急に書き出したのかと言うと・・・少し長くなりますが説明させて下さい。

去年の7月、奈良県にあるカフェねっこ、農家の離れか納屋(?)を自分達で改装して作った可愛らしいカフェに『バランゴマ』〜奄美在住の山北さんとブルキナファソ出身のベノアさんのアフリカン・ユニット〜が来るというので、気になって遊びに行ってみたのです。山北さんは自分で太鼓を手作りされている方で、演奏もパワフルそのもの。ベノアさんもアフリカの大地の悠々とした広がりを感じさせる佇まいと演奏で、共に大地や自然のこと、そこで今起きていることなどのお話を混じえながら繰り出されるアフリカン・リズムで、小さなカフェは大いに盛り上がったのでした。*今年も7月17日 カフェネッコにバランゴマが来ます!

山北さんの住んでいる奄美大島南東部に嘉徳海岸(Katoku Beach)というビーチがあって、そのビーチは人工的なものが一切ない、手つかずの自然が残された今や日本では唯一、かけがえのない美しい浜なのだそうです。その美しい浜を守る(?)という名目で護岸工事をして、亜熱帯の森や浜の自然を壊してしまうという計画が2014年に持ち上がって、地元住民(全員ではありませんが)をはじめとして、浜を守るための住民運動が起こりました。

(誰がそんな美しい浜をわざわざ人工物で醜くしたいと思うでしょうか?)

私の知り合いがフリースクールの関係で、時々奄美大島に行くようになっていた時期で、何も知らなかったところから一気に話がつながって、Katoku Beachのことを知るようになったというわけです。

つづく